よくある質問 Q&A
俗に猫毛といわれるような細くて軟かい毛でセットが持ちません。何か良い方法はないでしょうか?
パーマをかけてもすぐにとれ易くいわゆるボリュームは出ません。そこでパーマをかける時、始めに髪に充分にタンパク質を補給させますと、多少かけた後、毛にハリがでます。こうしてタンパク質を毛に吸着させれば2~3回のシャンプーですっかりとれてしまうということはありませんのでセットが長持ちします。
出産後1ヶ月くらい立ってから抜け毛が増えてきました。心配は無いのでしょうか?
女性が妊娠すると女性ホルモンが増えます。そのために妊娠中に活動期が延長されて本来抜けるはずの毛が抜けないで、その寿命が伸ばされるので出産が終わってホルモン分泌がもとに戻ると同時に休止期に入り、それが1~2ヶ月たって、まとめて抜けるのだといわれています。ですから、生理的には自然のことですから心配は無用です。もし、妊娠中に抜け毛が増えるようでしたら、栄養障害が腎臓系統の障害からくる病的なものです。
髪の毛を爪で引っかくと、くるくると丸まるのはなぜですか?
髪の毛は縦と横の複雑な結合からできていて、一般にパーマをかけるときに開くシスチン結合や、水につけて開く水素結合などがあります。爪で強くしごいた場合は毛髪の片側が急激に伸ばされてしまうことと、毛髪の断面が縮毛のように扁平になるため、くるくると丸まったりウエーブができます。シスチン結合を変化させてパーマのようにウエーブをつけた場合は水につけても元の状態には戻りませんが、爪でしごいたものは水につけると膨潤するため、扁平状態になったのが元の状態に戻ることと、水素結合も開いてしまうため、元の形に戻ってしまいます。
縮毛矯正とカラーは一緒に出来るの?痛みなどはありますか?
当店では縮毛矯正とカラーを同時にその日行えます、しかし地肌の弱い人やダメージの多い方などは日を明けて別々に施術することをお勧めします、ある程度健康な髪であれば当店の縮毛とカラーシステムで痛みは最小限に抑えることが出来ます。
パーマの後何日くらいでカラーが出来ますか?
パーマ後2~3日あけて頭皮の状態とパーマが安定すれば即可能です、パーマとカラーを同時にもできますが頭皮や髪にかなりの負担が掛かりますので日にちをあけた方が良いと思われます。
家庭でカラーをするとうまく染まらないのですが?どうしたらいいの・・・
基本的にホームカラーでうまく染めるのは困難です、部分的に多く塗ったり、少なかったりでムラになりがち、白髪染めの基本は根元の伸びた部分だけを塗りますが櫛で毛先までコーミングしたりすると根元に塗った薬剤がなくなりますので根元が染まらず明るくなります、色の選択ミスによる失敗や時間の置き過ぎで真っ黒になったり、赤くなったりします、毎回自分で染めている方も3回に1回は美容室でカラー修正してもらいましょう。
パーマは本当にはげるのか教えて下さい。
技術者がパーマ剤の使用上の注意を正しく守って施術を行えば、パーマが直接の原因で抜け毛が多くなったり、断毛するようなことはありません。 しかし、ときとして円形脱毛症が発した時期がパーマをかけた時期と一致したりしてパーマが無実の罪になるような場合もあります。パーマの事故が原因で脱毛した場合は、毛根は破壊されていませんので、普通は脱毛というより断毛の場合が多く、1週間もするとザラザラした毛先が尖っていない断毛した状態の毛が伸びてきます。最近の薬剤は進歩していますので、通常の技術で毛根部が火傷の場合のような破壊を起こすことはありませんので、永久ハゲになるというようなことは起こりません。
髪の伸びる速さを遅くする方法はありますか?
髪の毛にとって良いと言われることと逆のことをすれば良いということになります。例えば、食事はすきなものをすきな時に、蛋白質は極力たべず、暴飲暴食をして栄養無視をこころがけ、過食または過激なダイエットをこころがけ、気分転換はしないでストレスを沢山抱え込み、できるだけ健康を害するように不摂生をする。シャンプーは髪や頭皮のことを一切考えず、10日も20日もシャンプーをしないでなるべく汚くし髪や頭皮に無理をかけるようにする。できるだけ睡眠不足をし、不潔にして皮膚病やいろいろな病気をもち、不潔な状態を維持し、早く成人病などになる・・・これらのようなことをいくつか実行すれば、確実に髪の毛の伸びを遅くすることができるでしょう。でも、こんなこと本当にできますか?
白髪になりにくい方法とか食べ物とかあれば教えてください。
白髪の原因は現代医学の力をもってもまだ謎で、完全には解明されてないのが現状です。従って、どんな白髪でも完全に直せるような方法はまだ開発されていないのです。普通はメラニンを含んだ細胞がそのまま押し上げられて毛皮質を作ってくるので毛は黒く見えるのですが、色素細胞にメラニンを作る力が無くなると白髪になってきます。これらはほとんど遺伝と老化によるものです。食事内容において、銅を含む食品が不足していると白髪が多くなることが分かり始めました。銅を含む物は、牡蠣、ブラジルナッツ、大豆レシチン、ひまわり油、サフラワー油、くるみ、そば、レバー、モツ、乾ぶどう、アボガド、ゴマなどがあります。最近手入れにおいて、サンショウエキスが配合されている育毛剤を使うことでかなり白髪になるのを予防することが分かってきました。
薄毛は遺伝する?
YES。…薄毛が遺伝するのではなく、薄毛になりやすい体質が遺伝するのです。薄毛は男性ホルモンが、毛母細胞の活動を低下させるために起こります。女性は、男性ホルモンの分泌が少ないため、この体質を受けついでも表面には出てきません。髪の健康を守るためにも生活のリズムや食事に気をつけましょう!!
私は現在、冬季だけフケ症に悩まされています。解決方法を教えてください。
冬に多いということは、乾燥からなるフケ症です。
1・刺激の少ないシャンプーを使う。
2・回数をもう少し増やす。
3・保湿力のあるトニックでマッサージする。
4・ゆすぎを十分に行う。
食事は栄養面に気を付け、暖房による乾燥にも気をつけて下さい。
生理の時にパーマをかけると、うまくかからないって本当?
俗説です。でも、生理中や生理直前にパーマをかけるのは、避けた方が良いことはたしか。生理中や生理前は、ホルモンのバランスが崩れ、皮膚が過敏になっている為、パーマやカラー等の刺激はあ好ましくないのです。
リンスはしばらく洗い流さない方がいい?
リンスは、毛髪内部を補修するトリートメントやコンディショナーと違って、毛髪の表面に保護膜をつくる効果があります。なので、長時間おいても効果は変わらず、逆にリンスが顔や首に流れて、人によってはかぶれてしまうこともあるので、サッと流す方がよいです。
白髪を抜くと白髪は増える?
NOです。実際に増えるということはありません。これは、典型的な俗説です。1つの毛母細胞からは、一本の毛しか生えてこないからです。たしかに白髪を抜くと、しばらく白髪がなくなった気になります。しかし毛母細胞はタフなので、知らない間に着々と次の白髪が育っています。どちらにしても髪を無理やり引き抜いて健康な毛母細胞を痛めることは、あまりよいとはいえません。
海藻を食べると髪は黒くなるの?
NO。海藻はミネラル分が豊富であり、ミネラルから作られるメラニン色素が髪の黒さの素になっています。このことから『海藻は髪を黒くする』という三段論法が成立している様です。しかし、白髪のメカニズムはもっと複雑なので、ミネラル分を沢山取ったからといって、白髪は元には戻りません。髪の健康の為にもビタミンやミネラルを沢山取っておくと良いと言えます。
ヘアカラーと酸カラーの違い??
アルカリカラーはブリーチと色味を入れる事を同時に行い、髪の内部まで染着します。使用するお薬によってダメージ度合いが異なります。明るくしたり、暗くしたりと自由にカラーを楽しめます。酸性カラーは髪の表面に染着します。ビビットな色でアルカリカラーとは違い、髪の明るさを変えることはできません。また、ブリーチしても色が残ってしまうので、髪色チェンジもしにくくなってしまいます。ですが、髪のダメージがないので傷みが気になる方や、頭皮が弱く、アルカリカラーでしみてしまう方には良いと思います!
パーマをかけた後、家でシャンプーはしていいのか?
OKです。ただし…以下のことについて注意する。
・自分の髪の状態・髪質にあったシャンプー剤を使って、頭皮を中心にやさしくシャンプーする。
・リンスやトリートメントは、髪を補修する効果の高いものを使う。
・施術をしてからパーマが安定するまでの一週間程度は、髪のケアに特に注意する!!
「白髪は苦労すると増える」ってよく言われるけどホント?
平均的な、白髪の発生が男性30歳頃、女性が35歳頃といわれています。「あの頃は苦労したなぁ」と 考える年代の頃から白髪が少しずつ発生するから言われているようです。最近は食生活やライフスタイルが変化して環境も悪化しているせいか白髪の低年齢化が進行しています。
帽子をかぶっているとハゲる?
ピシッとした帽子をかぶっているとハゲやすくなるのは頭部にくる側頭動脈を圧迫するからだ、とも言われています。気温にも関係があり気温が25度C以上になったらきつい帽子はかぶらないで、風通しの良いものにすることがたいせつです。頭が、汗をかいてムレムレになる状態は髪にとっては良くありません。
☆ときどき帽子をぬぐ
☆汗を拭き取る
☆頭皮を軽くマッサージする
☆風通しを良くする
以上のことに気を付けましょう!!